昨今の”SEO”における最重要項目とも言える「コンテンツ制作」。
ただ増やせばいいというわけではなく、”質の高いコンテンツ”を増やしていくことが大事です。
(質の高いコンテンツについてはこちらでご紹介しています。)
ここまでは耳にタコができるほど聞いたという方も多いと思いますが、じゃあどのようにして作ったらいいいのか。そのポイントをお話していきます。
まずやらなければならないのは、アクセス解析を見て、現在の流入数、流入キーワード数など、現状を把握すること。そしてそのデータを分析し、注力すべきキーワードや目指す方向性、KPI(重要業績評価指標)を設定します。
【KPI(重要業績評価指標)とは】
目標達成に向けた進捗度合いを測るための指標
ここで注力すべきキーワードというのは、すでに流入を稼いでいるものなので、「顕在化されたキーワード」と定義しています。この「顕在化されたキーワード」には2パターンあり、それぞれに応じてコンテンツを作っていきます。
①流入しているけれど、そもそも受け皿となるコンテンツがないケース
この場合は、とにかく早急にコンテンツを作成する必要があります。
もちろん、そのキーワードで上位表示させるようにすることも大事です。
②受け皿とは違うページに流入しているケース
一方で、受け皿となるコンテンツを用意しているにも関わらず、違うページが上位表示していて、そちらに流入してしまう例もあります。
この場合、用意したページが最適化されていないことが考えられるので、コンテンツの加筆・修正を行って、狙ったページが上位表示されるようにする必要があります。
※こちらのページでご紹介している内部施策も対応しなければなりません。
以上のようにコンテンツを拡充することで、おのずと流入キーワード数が増えていくはず。
※増えないとすると、検索ニーズがない、検索ニーズはあっても順位が低いなどの問題が考えられます。
増えた流入キーワードの中から、また新たに注力すべきキーワードを見つけます。
これはコンテンツ制作をはじめる前は知りえなかったキーワードなので、「潜在的なキーワード」と定義づけています。
それからは
この「潜在的なキーワード」に対してコンテンツを作成
↓
また新たに注力すべきキーワードを発見
↓
そのキーワードに対してコンテンツを作成
というサイクルになります。
自然リンクを獲得するには、サイト内に質の高いコンテンツがあることが前提です。
Googleの言葉を借りると、
「アクセス解析を見て、特定の検索クエリでの流入数が多い場合、当然それは重要なキーワードになります。
ですが、それだけではありません。
1つの検索クエリで見たら流入数は少ないものの、何らかの軸で見た時の総流入数が多いということも考えられます。たとえば、「コンテンツSEO 方法」で1人、「コンテンツSEO 効果」で1人・・・というように、「コンテンツSEO」というキーワードを含むクエリではたくさんの流入を稼げているなどのケースです。
さらに、コンテンツ作成とアクセス解析を進めていくと、ユーザーの属性が見えてくることも。
SEO初心者向けのコンテンツがよく読まれていれば、初心者向けの記事に特化して書いていこうといったように、キーワードという概念よりもっと広いテーマをもってコンテンツを制作することも可能になります。
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